【図解100連発】 仕事ができる人の報連相講座

仕事ができる人の報連相のコツをシンプルな図解で伝えます

108_自己紹介は3つのステップで

自己紹介が苦手だ。もっと上手くなりたい。そう感じている人は意外と多いものです。自己紹介にもコツがあります。3つのステップですることです。 はじめは、導入です。ここでは、自分と相手(または会合)との「繋がり」を紹介します。繋がりは、相手との関…

107_ミスがあったときは、よい反省をする

報告や連絡の内容に、ミスがあってはいけませんが、完全に避けることはできません。ミスがあったとき、どうするか。言い訳をあれこれ考えるより先にまず素直に謝ることが大切です。 ミスをしたときや叱られたとき、謝ってはいるのですが、ただ叱られた反応と…

106_相手に納得して動いてもらう

部下から、状況説明だけで結論のない、何を言いたいのかわからない、そんな報告をうけてイラッとした経験はありませんか。 上司から、理由や状況のわからない指示をうけて、ヤル気をなくしたことはありませんか。 それでどうしたの?結論は?なんで?理由は…

105_行動パターンを理解する

できる人は、相手の性格や考え方、行動パターンに応じて報連相のやり方を変えています。 相手の性格や考え方は変えられないので、自分の接し方を柔軟に変える。できる人が実行していることです。こちらの接し方を固定してはうまくいかないことを、経験的に知…

104_人の行動は、掛け算で決まる

社会心理学者のクルト・レヴィンは「人の行動は、その人と、その人の置かれている環境との掛け算で決まる」と言っています。 レヴィンは、人の行動(Behavior)は、その人の能力や性格(Person)のみならず、その人の置かれている環境風土(Environment)に…

103_短い時間を効果的に使う

考えるのに時間がかかる。なかなか良い案が浮かばない。短時間で成果を出したい、いい方法はないか。そんな声をよく聞きます。 短い時間を効果的に使って良い案を出す。そのための3つのステップです。①時間を区切る ②書き出しに集中する ③複数案の中から選…

102_会議の時間を切り分ける

会議は、報連相そのものです。さまざまな会議があります。報告会議、連絡会議、そして相談会議です。どんな仕事も目的に照らし合わせて手段を考えることが大切ですが、会議も同じです。できる人は、目的に応じて会議のやり方・進め方を工夫しています。 とり…

101_訊いて、聴く

報告も、連絡も、相談も、本質は情報の共有化です。その情報の共有化には、効果的な伝え方と、深い聴き方がともに必要ですが、いずれも完全にはできません。それを補うのが「質問」です。質問が情報の共有化を深めます。 できる人は、効果的な質問で情報の共…

100_手段思考でなく目的思考で

できる人は「目的思考」です。目的を明確にして報連相しています。 私たちは、とかくやり方・手段へ思考が直行する「手段思考」になりがちです。できる人は、まず「何のために」という目的をあきらかにします。そして次に、そのための手段・方法を考えます。…

099_正直な報告

正直な報告は、報連相の基本中の基本です。正直な報告は組織の上から下まで全員に求められています。 企業の虚偽報告事件がたびたび報道されます。次々と不祥事が発生するため、ちょっと前の事件は、世間もすぐに忘れてしまいます。教訓にする暇もありません…

098_生情報と加工情報

生情報に加えて、加工情報の連絡もしているのが、仕事ができる人です。 必要と思うことは、その都度こまめに生情報として流すこと。報連相の基本です。鮮度のよい生情報の価値は高いものです。タイミング、鮮度が肝心です。 そして、生情報を速報するだけで…

097_相手の話を黙って聴けない

自分の話をよく聴いてくれる人には、誰しも、よい印象を持つものです。聴く態度や姿勢に好感を持ちます。信用につながります。 会話が、弾む人と、いまひとつ弾まない人がいます。もっと話したい人と、それほどでもない人がいます。よくしゃべる人が、会話の…

096_状況によっては事前報連相を

できる人は、状況によっては事前報連相をしています。事前報連相とは、仕事に着手する前にする報連相です。 仕事には4つの種類があります。(A)繰り返して継続する仕事(B)スポット的に指示される仕事(C)提案して、上司の承認を得て取り組む仕事(D…

095_相手の聞きたい順番で話す

報連相を、相手の都合も考えずに一方的に、はじめる人がいます。何のことなのかわからない話を、いきなりはじめられて腹立たしく思った経験はありませんか。相手あっての報連相です。相手の都合も考えずに、一方的にはじめてよいわけがありません。そんなや…

094_シンプルにする

あれもこれもと、いろんなことで、一杯一杯になっていませんか。やるべきこと、やりたいことは、できていますか。時間は限られています。「わかってはいるけれど … 」では、いつまでたっても同じです。毎日、毎日、反省の繰り返し。あなたは、いかがですか。…

093_きき方のコツ

仕事のできる人の多くは、きき上手です。顧客や上司など、相手の話を十分にきき、より深く理解しようとします。相手の期待に応えるためには、相手の話をよく理解する必要があるからです。 トップセールスの世界では「7割きいて3割で話せ」といわれています…

092_できる人のメールの書き方

メールのことで悩んでいませんか。やり方のことであり、内容のことです。どのような書き方をしたらよいのか、悩んでいるという声をよく聞きます。 悩んでいる人はたいてい、自分自身が受け取ったメールの対応に困った経験があるから、または今現在困っている…

091_相談して問題解決に取り組む

みんなで相談して、問題解決に取り組むのが、相談の上級者です。一人では解決できない困難な問題も、みんなで相談すれば解決への道筋が見えてきます。 “ 三人よれば文殊の知恵 ” は、Win-Winというよりも、互恵の相談です。質の高い相談によって問題解決に取…

090_心を開き、腹を割って

困ったとき、お互いに相談できる友人、知人の存在は貴重です。あなたは、そのような人を持っていますか。 「心を開き、腹を割って相談できる人を持つ」のは容易なことではありません。自分の方から、そういう存在になれるように心がけましょう。 そうなるに…

089_知ってはいたが、ついうっかり

報連相のトラブルで、一番多いのは、何だと思いますか。それは、確認ミスです。正確な統計結果ではありませんが、私の見聞きしたところ、これがダントツです。 仕事をするうえで「確認する」ことは、誰しも “基本のキ” と心得ているはずです。しかし実際には…

088_誠実に向き合う、寄り添う

報連相する際に、相手と誠実に向き合っていなければ、質の高い報連相も普通の報連相もできません。相手と誠実に向き合うことが、報連相の基本姿勢です。身体だけ向き合っていても、よそ事を考えていたり、うわの空ではできません。誠実に向き合うことが大切…

087_情報によるマネジメント

ある人材派遣会社で聞いた話です。Yさんという女性スタッフをA社に派遣します。いい社員を派遣してくれた、助かっているよ、という嬉しい声をききます。ところが、契約が終わって、この人をB社へ派遣すると、今度は、もっと優秀な派遣社員はいないのか、…

086_一人ではできない仕事に取り組む

相談によって周りを巻き込み、周りの人たちに助けてもらって、そして自分一人ではできない大きな仕事に取り組んでいるのが、できる人です。 リーダーシップとは、助けてもらう能力なり、という名言があります。 周りの状況や環境と、よいつながりをつくりな…

085_支援の相談

相手の報連相が悪いとき、できる人は自分の方にも原因があるのではと考えます。報連相が上手くいかない原因の半分は自己にあり、半分は相手にあるという考え方です。 その場合、報連相が良くない相手に寛容でありたいものです。 経験を積んでベテランになり…

084_テニスの試合のようなもの

報連相に問題がある場合、その状況のなかに、相手だけでなく自分もいます。ところが、原因分析に際しては、「自分にも原因あり」とする人は少数派です。多くの人が、周りに原因あり、相手が悪いから、と言います。しかし大抵の場合、原因は相手にもあり、自…

083_うまくいかない理由

世間一般で「報連相」といえば、下から上にすべきもの、というイメージがあります。 しかし現実は、どうでしょうか。違いますね。報連相は、下から上だけではありません。上から下にも、横にも、斜めにもしています。必要だからです。 新人といっても、報連…

082_相談という名の根回し

相談というと、何か困ったときに、下の人が上の人に持ちかけるというイメージがあります。いま困っていることを相談するのですから、その内容は現在のことです。 ところが、相談には「先々の相談」もあります。1年後、3年後のあり方を話し合うような場合は…

081_朝の挨拶

誰でも、テニスとか、水泳とか、マラソンなど、スポーツをはじめる前には、柔軟体操やストレッチ体操といったウォーミングアップをします。報連相も同じです。ウォーミングアップが必要です。それが「挨拶」です。 朝の挨拶は、1日の仕事のはじまりであり、…

080_相手の目的に応じて

できる人は「目的」によって報連相の仕方を変えています。目的には「相手の目的」と「自己の目的」の2つがあります。 まず「相手は何を求めているのか?」、この点をあきらかにすることが重要です。私たちは、相手の目的を満たすために報告するのですから相…

079_情報の共有化を深める

報連相によって伝えるべきことは「言葉や文字、数字」だけではありません。伝えたいのは、その言葉や文字、数字の「意味」です。「意味や目的」を共有化することが大切です。さらにできるなら「考え方や気持ち」も共にしたいものです。 報連相の本質は、関係…