【図解100連発】 仕事ができる人の報連相講座

仕事ができる人の報連相のコツをシンプルな図解で伝えます

中級

045_なぜ質問するのか

お互いに、完全な表現はできないし、上手な聴き方も難しいものです。そのような伝え手(発信者)と受け手(受信)の不備を補うのが「質問」です。質問が情報の共有化を深めます。 質問の目的には、さまざまなものがあります。 ● 事実をもっと正確につかむた…

041_部下が上司を助ける

部下が困ったとき、上司に助けてほしいと思うのは当然ですが、実は、上司のほうも部下に助けてほしいと思うものです。部下が上司を助けることを「補佐」といいます。 指示された仕事に全力で取り組むのはいうまでもありませんが、できる人は、指示を完全にこ…

040_お互いの関心に関心を持つ

私たちは、自分の関心によってキャッチできた事実について、報連相の有無とか、報連相の良否を議論しています。しかし、自分には見えていない事実や状況が、お客様とか上司には重要情報と見えている場合もあります。 ですから、できるだけお客様や上司の関心…

037_コスト意識をもって報連相する

間違った報告、タイミングを失した連絡、ニッチもサッチもいかなくなってからの相談など、していませんか。仕事のやり直しや手直しは、高くつくものです。それにトラブルの原因にもなります。 やたらきれい、やけに詳しい報告書があります。美しいほどよい、…

035_報告は、義務 +アルファ で

報告は義務であるとも言えますが、義務ではない積極的な報告もあります。相手の予期しない報告をして喜ばれたことはありませんか。予想外のタイミングで報告をもらって、嬉しかったことはありませんか。 相手(お客様、上司)の期待を推察して、積極的な報告…

032_組織やチームで成果をあげるために

報連相は、組織(チーム)で仕事の成果をあげるために必要です。 組織の仕事は、上下左右に分業されています。「仕事は一人ではできない」のです。仕事は、組織(チーム)でするものです。ですから上下左右との報連相が必要なのです。 一人ひとりが、自分の…

031_報告と連絡と相談のちがい

報告と連絡と相談は、どうちがうのですか?よく、そんな質問をいただきます。現実の、リアルな報連相を考えてみますと、ケーキをナイフでスパッと切ったようにきれいに区別することはできません。イメージとしては、それぞれが重なっているような感じですが…

029_先々のことも相談する

私たちは、とかく目先のことや、いま困っていることを相談しますが、時には視野を広くかつ将来にも目を向けて先々のことについて相談することも必要です。 そうすれば、いま、どう動けばよいのかもわかってくるものです。 できる人は、当面の相談だけでなく…

027_報告で求めたいこと

報告は、タイミングよく、正確に、的確にすることが必要です。そのとき、ただ事実や状況を報告するだけでは不十分です。 「これこれしかじかが起こりました」とか「いま、こういう状況です」ということだけを報告されても、報告を受ける方にしてみれば「なぜ…

026_効果的な質問をする

報連相には必ず情報の発信者と受信者がいます。お互いに人間です。実際には完璧に自分の考えを表現することができる発信者はいません。またいくら聞き上手であったとしても相手の言っていることをすべてそのまま理解することのできる受信者もいません。 完璧…

024_双方の満足を目指す報告をする

仕事のできる人は、必ず「何のためにするのか?」という目的をあきらかにしてから、報連相しています。報連相だけではありません。すべての仕事は、まず目的をあきらかにすること、そこからはじめると、うまく進みます。 さらに報連相を、よく観察してみると…

023_悪い状況の連絡は躊躇しがちですが

悪い状況、悪い情報ほど早く連絡すべきです。 しかし、悪い状況は言いにくいものです。なんとかもう少し事態を好転させてから、と考えるのが人情です。これが事態を悪化させます。 知ってはいるが、ときには躊躇することがある。これが現実です。 では、躊躇…

018_報告のタイミング

仕事が終わったら、報告して一件落着!これまでの報連相の考え方では、こんな感じでした。しかし、報連相を仕事の進め方として、改めてとらえなおした場合、どうでしょうか? 報告=終了報告とは、いえません。中間報告(報連相)もあれば、事前報告(報連相…

010_3つに分けて報告する

3つにすると、わかりやすく、印象に残る報告ができます。 3という数字が不思議な魅力を持っていることは、すでによく知られています。思いつくままに、あげてみます。「過去・現在・未来」「問題・原因・対策」「上・中・下」「大・中・小」「金・銀・銅」…

008_情報連絡で人脈づくりをする

時には、用事がなくても連絡を取り合っていますか。情報交換連絡、情報収集連絡です。人脈を育てるか殺してしまうかは、適切な連絡次第です。簡単に言えば「声かけ」です。これが有効です。 人脈には新陳代謝が起こります。血液の循環が悪くなれば人脈は死滅…

006_自分の考えを持って相談する

どうしましょうか?という相談は、初級です。胸のうち、腹のなかに抱え込んで一人で悩んで、どうしようもなくなってから上司に相談するよりは、はるかによいといえますが、どうしましょうか?というのは、考えようによっては上司に対して問題を出しているこ…

005_報連相は、仕事の進め方そのもの

仕事のできる人を観察・研究した結果、わかったことがあります。それは、報連相=仕事の進め方そのもの、ということです。そして次の関係式が見えてきました。 質の高い成果 = 質の高い専門性 × 質の高い仕事の進め方 (=真・報連相) この式でわかるのは…