【図解100連発】 仕事ができる人の報連相講座

仕事ができる人の報連相のコツをシンプルな図解で伝えます

048_遅滞なくお礼状を出す

重要度、緊急度が低いと考えられがちな連絡の一つに、「お礼」があります。しかし、すでに完了した行為に対して感謝の意をあらわすお礼は、人と人のコミュニケーションの潤滑油として、重要な意味があります。 お礼状を出そう出そうと考えているうちに日が過…

047_質問に答えると期待に応える

質問に「答える」ことと、期待に「応える」こと、両方できるのが、仕事ができる人です。 上司やお客様から尋ねられて「知りません」とだけ「答えて」済む場合もありますが、「私は知りませんが、ちょっと調べてみます」などと「応える」ことも、場合によって…

046_3回学習とは

人は3度学ぶことができるといいます。つまり「3回学習」です。 1.教えてもらったときに学ぶ 2.人に教えたときに学ぶ 3.実行したときに学ぶ この3回です。 仕事の進め方(=報連相)も同じです。

045_なぜ質問するのか

お互いに、完全な表現はできないし、上手な聴き方も難しいものです。そのような伝え手(発信者)と受け手(受信)の不備を補うのが「質問」です。質問が情報の共有化を深めます。 質問の目的には、さまざまなものがあります。 ● 事実をもっと正確につかむた…

044_自分にも原因がある

部下が相談に来ないのは、自分が相談しづらい雰囲気をつくっているせいかもしれません。相手の報告の仕方が悪いのは、自分がどんな内容や表現の報告を求めているかを、常日頃からよく知らせていない可能性もあります。 ある社長さんは「いくら、わかるように…

043_挨拶の3つのポイント

挨拶は、気持ちを伝える報連相です。そして、挨拶は、よい人間関係の入り口となります。きちんとした朝の挨拶もしていないのに、夕方になってからよい報連相をしようとしてもできません。 挨拶は、報連相の基本です。何事も基本が大切です。報連相も同じです…

042_自己の影響力も観察する

質問する人も、される人も、相互に影響を与えたり、受けたりする関係にあります。 相手が、「〇〇〇」と答えたといっても、それはあくまで自分が質問したときに、相手が答えたことです。もし同じ質問を、その人の親友とか家族、あるいは恋人がしたとしたら、…

041_部下が上司を助ける

部下が困ったとき、上司に助けてほしいと思うのは当然ですが、実は、上司のほうも部下に助けてほしいと思うものです。部下が上司を助けることを「補佐」といいます。 指示された仕事に全力で取り組むのはいうまでもありませんが、できる人は、指示を完全にこ…

040_お互いの関心に関心を持つ

私たちは、自分の関心によってキャッチできた事実について、報連相の有無とか、報連相の良否を議論しています。しかし、自分には見えていない事実や状況が、お客様とか上司には重要情報と見えている場合もあります。 ですから、できるだけお客様や上司の関心…

039_相手に何をして欲しいのか

報告は、自分が「相手に何かしてもらいたいから」するものでもあります。 ● 報告して、指示が欲しいのか● 報告して、助言が欲しいのか● 報告して、安心して欲しいのか ● 報告して、上司から本部長の耳に入れて欲しいのか ● 報告して、上司から関係者に働きか…

038_状況が変わったときの中間報告

状況が変わったときには、中間報告が必要です。中間報告、あるいは中間報連相で 関係者と情報を共有する必要があります。 その仕事が上司の指示によるものであれば、中間報告をして上司の判断を仰ぐ必要があります。上司としては、状況が変わったにもかかわ…

037_コスト意識をもって報連相する

間違った報告、タイミングを失した連絡、ニッチもサッチもいかなくなってからの相談など、していませんか。仕事のやり直しや手直しは、高くつくものです。それにトラブルの原因にもなります。 やたらきれい、やけに詳しい報告書があります。美しいほどよい、…

036_飛び越し指示への対応2原則

直属上司が不在の際などに、上司以外の人から指示を受けることがあります。これが、飛び越し指示です。たとえば、あなたの上司の、そのまた上司から指示されるというような場合です。 そのような場合には、直属上司に報告できる状況になり次第、指示のあった…

035_報告は、義務 +アルファ で

報告は義務であるとも言えますが、義務ではない積極的な報告もあります。相手の予期しない報告をして喜ばれたことはありませんか。予想外のタイミングで報告をもらって、嬉しかったことはありませんか。 相手(お客様、上司)の期待を推察して、積極的な報告…

034_相談の4つの段階

日々、現場でやりとりされている報連相をよく観察してみると、さまざまなことが見えてきます。相談の場合、その内容はいろいろですが、大きく4つに分けることができます。 まず最初は《依存的相談》です。部下が上司に「どうしましょうか?」というのは、上…

033_自分の影響下にある部下を見ている

部下の報連相ができていないので困っています。どうしたらいいですか? 上司のみなさんから、よくそんな相談をいただきます。 しかし、部下を見ている、職場を見ているといっても客観的な部下を見ているのではありません。あくまでも(上司である)自分の影…

032_組織やチームで成果をあげるために

報連相は、組織(チーム)で仕事の成果をあげるために必要です。 組織の仕事は、上下左右に分業されています。「仕事は一人ではできない」のです。仕事は、組織(チーム)でするものです。ですから上下左右との報連相が必要なのです。 一人ひとりが、自分の…

031_報告と連絡と相談のちがい

報告と連絡と相談は、どうちがうのですか?よく、そんな質問をいただきます。現実の、リアルな報連相を考えてみますと、ケーキをナイフでスパッと切ったようにきれいに区別することはできません。イメージとしては、それぞれが重なっているような感じですが…

030_わかりやすい表現の3つのポイント

報連相では、わかりやすい表現を心がけましょう。わかりやすい表現のための3つのポイントを紹介します。 まず、なるべく専門用語を使わないことです。時には、畑違いの人とも報連相することがあります。その場合には、自分が普段使い慣れている専門用語を使…

029_先々のことも相談する

私たちは、とかく目先のことや、いま困っていることを相談しますが、時には視野を広くかつ将来にも目を向けて先々のことについて相談することも必要です。 そうすれば、いま、どう動けばよいのかもわかってくるものです。 できる人は、当面の相談だけでなく…

028_位置づけ情報とは

連絡とは、関係者が必要な情報を共有化することです。その共有化は言葉や数字だけでなく「その意味」を伝えることが大切です。 そのためには、言葉や数字による「事実情報」だけでなく、目的とか、背景、全体状況や経緯などのような事実を意味づける情報が必…

027_報告で求めたいこと

報告は、タイミングよく、正確に、的確にすることが必要です。そのとき、ただ事実や状況を報告するだけでは不十分です。 「これこれしかじかが起こりました」とか「いま、こういう状況です」ということだけを報告されても、報告を受ける方にしてみれば「なぜ…

026_効果的な質問をする

報連相には必ず情報の発信者と受信者がいます。お互いに人間です。実際には完璧に自分の考えを表現することができる発信者はいません。またいくら聞き上手であったとしても相手の言っていることをすべてそのまま理解することのできる受信者もいません。 完璧…

025_ひとりで悩まず、まず相談

こまめに相談しているが、時には自分一人で「どうしようか・・・」と苦しんでいることは、ありませんか? そうなる前に(そうする前に)、なんで一言相談してくれなかったのか!そんな思いは、相談を受ける立場になってみるとわかるものです。 言い難いこと…

024_双方の満足を目指す報告をする

仕事のできる人は、必ず「何のためにするのか?」という目的をあきらかにしてから、報連相しています。報連相だけではありません。すべての仕事は、まず目的をあきらかにすること、そこからはじめると、うまく進みます。 さらに報連相を、よく観察してみると…

023_悪い状況の連絡は躊躇しがちですが

悪い状況、悪い情報ほど早く連絡すべきです。 しかし、悪い状況は言いにくいものです。なんとかもう少し事態を好転させてから、と考えるのが人情です。これが事態を悪化させます。 知ってはいるが、ときには躊躇することがある。これが現実です。 では、躊躇…

022_安心と信頼は中間報告の上に

たとえ仕事が順調に進んでいても、ひと言「あの件は、このように進んでいます」と中間報告されたとしたら、私たちは安心です。そして、そんな中間報告をしてきた人に仕事を任せてよかったと思うものです。 安心と信頼は中間報告の上に成り立ちます。 できる…

021_連絡が他へ及ぼす影響も考える

連絡内容や連絡方法について、他への影響度も考えることは大切です。 そのことの影響する範囲が自部門の中だけにとどまるのか、あるいは他部門、他社にまで及ぶのか。影響が上下左右、内外に大きいのか小さいのか。深刻さの程度はどうか、大きいのか小さいの…

020_相談するときの基本心得

相談を受ける人は、こんなことで困っています。 > 相談がない。そこまで悩んでいたなら、なぜ相談にこないんだ。 > もう手遅れだ。相談に来るのが遅すぎる。 > 勝手に実行した後で相談に来る。それは事後報告だろー。 > ポイントがはっきりしない。訊くと本…

019_内部顧客と外部顧客

営業のみなさんは、どのような顧客であっても、相手を変えることができない以上、自分の営業態度、自分の対人スタイル、自分のアプローチの仕方を柔軟に状況対応させて、顧客との良好な関係づくりに努力しています。 社内では、どうでしょうか。 上役にも、…