002_発信は、連絡ではない
ビジネスでは便利なメールも、使い方を間違えば誤解を生じたり、大きなミスやトラブルになります。
1通のメールの行き違いが原因で、顧客からの信用をなくし、取引もなくしてしまった!そんなことも、実際に、お聞きしたことがあります。
例えば、そのメールが重要な内容なら、相手が読んだかどうか、電話で確認する必要があります。
発信≠連絡。発信は、連絡ではありません。連絡とは、伝えたい内容とその意味が相手に届くことです。
大切な連絡であればあるほど、メールを送ってから後で電話をするか、概要を電話で話した後でメールを送信するか、どちらかの方法をとることが必要です。
>メールを送っておきました。
>手紙を出しました(ポストへ投函しました)。
>不在でしたので、伝言を頼んでおきました。
これらは、いずれも発信です。連絡したことにはなりません。
伝えたい「内容」と「その意味」が、相手に届いてこそ、連絡といえるのです。
報連相も基本が大切です。
仕事のできる人は、この基本ができています。