015_悪い情報ほど早く連絡する
悪い情報ほど早く連絡!これほど昔から言われていながら、実行できない基本行動はありません。
悪い情報ほど早く連絡すべきだ!という「べき論」はだれにでもできます。しかし実行となると容易なことではありません。
企業の不祥事がたびたび報道されます。これらのほとんどは、経営幹部の拙い報連相によるものであり、事実の報告や公表が遅れて事態を悪化させるものが多いようです。
私たちは、大して叱られないような些細なミスは報告できます。また、大失態で隠し切れないような事態を引き起こした場合などは報告しないわけにはいきません。
しかし、その中間が問題です。自分の引き起こした悪い事態は、責任が自分にあるので言いにくいものです。また他の人が起こした悪い事態は、告げ口になるようで、これも言いにくいものです。
では、どうすればよいのでしょうか?
正解はありません。たとえ言いにくいことであっても、勇気をもって告げるしかありません。他に方法がないからです。