043_挨拶の3つのポイント
挨拶は、気持ちを伝える報連相です。そして、挨拶は、よい人間関係の入り口となります。きちんとした朝の挨拶もしていないのに、夕方になってからよい報連相をしようとしてもできません。
挨拶は、報連相の基本です。何事も基本が大切です。報連相も同じです。
挨拶の3つのポイントです。
1.相手を見て、明るく大きな声で
2.自分から先に
3.続けましょう
まず、明るく大きな声で、「おはようございます」という朝の挨拶からはじめましょう。これができると、口頭で報告するときに役立ちます。小さい声で、ぼそぼそと挨拶している人が、上司に報告するときに、大きな声ではきはきと報告できるはずがありません。朝の挨拶は、口頭報告の練習です。
あなたが挨拶をしても、相手は横を向いているかもしれません。相手がこちらを見る、見ないにかかわらず、報連相の練習として、よい人間関係づくりの入り口として、自分の方は、しっかりと、相手(の顔)を見て挨拶しましょう。
上司のなかには、先に「おはよう」と声を掛けてくれる人がいます。優れた上司です。あなたも気持ちよく一日の仕事が始められると思います。挨拶を返さない、あなたを無視するような感じの上司もおられるでしょう。しかし、どのような上司、先輩であっても、職場では自分の方から先に挨拶してください。これが、よい人間関係づくりのコツです。
相手が挨拶を返さないのはむしろ普通です。返す人は、すぐれた企業人です。たとえ相手が挨拶を返さないときでも、それでも挨拶は続けましょう。続けているうちに相手の反応に変化が出てきます。
よい挨拶がよい人間関係をつくります。よい人間関係がよい報連相の基盤となります。挨拶という入り口から入って、職場の上司、先輩、同僚、あるいは関係する部署の人たちと、よい人間関係をつくりましょう。