049_仕事の終了のメドついたとき
上司から「あの仕事はどうなった?」と聞かれて、「あっ!もうすぐ終わります。終わったら報告しようと思っていたところです」と答える人がいます。
終わってからでは、遅いのです。なぜなら、あなたの上司は「終わる前に、どうなっているか知りたい」からです。
終了前にメドがわかれば、次の仕事の段取りを考えることもできます。内容を確認して、自ら若干の修正を加える機会がほしい場合もあります。上司にはそのまた上の役職者がいます。直属上司は、自分の上役の耳に終了予測を速報したいのかもしれません。
ところが、「終了のメドがついている」かどうかを知っているのは担当者だけです。担当者が言わない限り、ほかの人には終わりそうかどうかはわかりません。
真面目に熱心に仕事に取り組むのは当然のことですが、その上にひとこと「終了のメドがついたとき」には中間報告をしましょう。このひとことが、できる人の仕事の進め方です。