【図解100連発】 仕事ができる人の報連相講座

仕事ができる人の報連相のコツをシンプルな図解で伝えます

050_報連相は、パソコンでいえばOSのようなもの

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ビジネスの世界だけでなく、世の中の動きを観察していると「報連相が、あたかもパソコンにおけるOS(オペレーティング システム)」のように見えてきます。例えれば、Windowsとか、Mac OSとか、のようなものです。

よいOSの上でこそ、アプリケーションソフトはより効果的に動きます。ここでのアプリケーションソフトとは、営業活動、製造、物流、購入、管理、開発、人材育成、などであり、さらに日常の業務活動万般にわたります。

虚偽の報告とか、連絡の拙さから信頼関係を失ったとか、相談せずに独力での解決にこだわって失敗した、といった事例が度々報道されます。もし、関係者の報連相の質が高かったならば、その事件は起こっていなかったように思います。

社会生活や職業生活の諸活動は、よい報連相の上でより効果的になります。人間も会社も一人では生きていけません。社内外を超え、専門・性格・年齢・性別・国籍・人種を超えたネットワークで、自立人間同士、自立会社同士が、互恵の関係を築いていこうというのが世の趨勢です。報連相の質が、その互恵関係の成否と質を左右します。

安心と信頼は報連相の上に成り立ちます。報連相は社会のOSであり、社会の基盤です。この意味づけが、これまでの報連相と真・報連相の考え方の違いの一つです。

※「真・報連相」の「真」とは、現実をしっかり観察した結果見えてきた「現実(リアル)の」報連相という意味です。私、中冨が代表をしている日本報連相センターでは「真・報連相」(質の高い仕事の進め方)を提唱しています。

日本報連相センター | NHC