065_長い期間と中間報告

長い期間を要する仕事の場合などには、中間報告が必要です。

ところで、この「長い期間」ですが、これは物理的な時間ではありません。お客様や上司など、相手が、その仕事をどのようにとらえているかによります。基準ではなく、判断がいるのです。

もしも、お客様や上司が、その仕事を重要、緊急と考えているなら、一日で完了する仕事でも、朝に指示されたとしたら、昼頃に中間報告が必要かもわかりません。逆に１週間かかる仕事でも、ものによっては中間での報告がさほど必要でないこともあるでしょう。

相手の仕事の進め方とか性格、タイプにもよります。こと細かく経過を把握したいお客様や上司に対しては、たびたび中間報告が必要です。

つまり相手に応じて中間報告のタイミングや仕方を変えないと、良い報告にはなりません。手段である報連相の仕方を固定させてはいけません。仕事ができる人は、相手の性格やタイプにも注意を払いながら報連相しています。

その報連相が良いか悪いかは相手が決めること、という名言があります。覚えておきましょう。