066_自立的な考え方のできる人
質の高い報連相をするためには、自立的なものの見方や考え方、態度が求められます。「上司に叱られないための報連相はどうしたらいいのか?」といった依存的な態度では、質の高い報連相の本質は理解できません。
「相手が相談に乗ってくれない!」「上司が聞く耳を持たない!」などは、報連相にまつわる悩みや不満でよく聞く話です。これらも依存的な考え方です。
相談に乗ってくれない人、報告を聞いてくれない人に、どうやって相談に乗ってもらい、こちらの話を聞いてもらうのか、ということを自分の課題にする人が、自立的な考え方のできる人です。
若手社員であっても、自立的なものの見方や考え方のできる人はいます。質の高い報連相ができる、仕事ができる人です。若手社員だから低いレベル、リーダーにもなっているベテランだから高いレベルというわけではありません。
そして、できる人は、どこまでやってもよいのです。自分で自分の仕事に上限を設けないようにしましょう。それができるのが、真の自立人間です。(たいがいの制限は、自分で設けているものです)