072_会議は入口で決まる
会議は、報連相のかたまりのようなものです。さまざまな会議があります。作戦会議の場合、会議が終わったときに「誰が、いつまでに、何をするか」が決まっていなければなりません。これが作戦会議のゴールです。
しかしこのゴールであるはずの行動計画が、あいまいなケースがみられます。これでは作戦行動にうつることができません。何のための作戦会議だったのか、終わってからでは遅いのです。後の祭りです。
原因は、何のために集まって、どこまでやるのか、会議の目的とゴールがあいまいだからです。入口があいまいだと、出口もあいまいになるのは当然の成り行きです。
入口が肝心です。会議のはじまりには、参加者全員の前で、必ず、会議の目的とゴールを確認しましょう。口頭で確認するだけでなく、ホワイトボードに書き出すなどして、誰が見てもあきらかなようにしておきましょう。効果的で質の高い会議にするための、これが基本です。