【図解100連発】 仕事ができる人の報連相講座

仕事ができる人の報連相のコツをシンプルな図解で伝えます

076_指示待ち社員をつくっていませんか

f:id:mnakatomi:20160311195957j:plain

一般的に上司はお喋りです。喋り過ぎです。もしあなたが上司なら、部下の前で喋っている時間は、どれくらいの割合でしょうか。

上司のあなたが8割ぐらいで、部下が2割というのなら、指示待ち社員をつくっているようなものです。ちょっと厳しい言い方になりますが、部下を指示待ち社員にしているのは、上司であるあなた自身かもしれません。

喋り過ぎる、指示し過ぎる、そんな上司に限って「部下が指示待ちで困る」「積極性が感じられない」「もっと主体性を持って仕事ができないものか」と嘆いているものです。

部下を指示待ち社員から卒業させたいなら、部下に考える時間を与えることです。上司のお喋りが部下の考える時間を奪っています。仕事の主役は部下です。部下が話し手、上司は聞き手でよいです。これまでの8対2を逆さにします。部下が8割で、上司は2割でよいのです。

ではどうすればよいのか。何を考え喋らせたらよいのか。そんな指示待ち?な声が聞こえてきそうですが、やることは簡単です。質問すればよいのです。仕事の目的とゴールを共有したら、その段取り、やり方、進め方などは、(上司が質問し)部下に(どうすればいいか)聞けばよいのです。はじめは辛抱強く待つことも必要です。しかし、そのうちに部下は育ちます。上司の期待に、応えてくれるものです。