088_誠実に向き合う、寄り添う
報連相する際に、相手と誠実に向き合っていなければ、質の高い報連相も普通の報連相もできません。相手と誠実に向き合うことが、報連相の基本姿勢です。身体だけ向き合っていても、よそ事を考えていたり、うわの空ではできません。誠実に向き合うことが大切です。
この基本姿勢があって、必要な場合には誠実に寄り添って(寄り添う気持ち、態度や姿勢で)報連相のできる人がいます。
報連相の相手は、対等の立場にいる人ばかりではありません。むしろ現実には、対等な立場や関係というのは限られています。強い立場、弱い立場の人たちが混在しています。相手の立場になって、と言われることがありますが、同じような立場や体験のない場合には実際のところ難しいものです。しかし、相手の立場になれなくても、同じ体験はなくても、寄り添う気持ちや態度、姿勢はとれるのではないでしょうか。
必要な場合には、相手に誠実に寄り添える姿勢がとれる自己でありたいものです。相手と誠実に向き合う、それだけではやりきれないこと、解決しようないことも、現実には多いからです。