【図解100連発】 仕事ができる人の報連相講座

仕事ができる人の報連相のコツをシンプルな図解で伝えます

093_きき方のコツ

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仕事のできる人の多くは、きき上手です。顧客や上司など、相手の話を十分にきき、より深く理解しようとします。相手の期待に応えるためには、相手の話をよく理解する必要があるからです。

トップセールスの世界では「7割きいて3割で話せ」といわれています。相手の話をきく姿勢であるのとないのとでは、会話の質が、まったく違ってくるからです。相手の話を十分きいてから繰り出すアプローチは威力抜群で、その言葉のひとつひとつがとても効果的に届くからです。

きき上手の人がやっているきき方のコツです。3つあげます。真剣にきいていることが相手に伝わる、そんなきき方です。

・相手の目を見てきく

・相づちを打ちながらきく

・相手の言葉を繰り返しながらきく

相手の話をきくとき、多くの人が目をそらしています。それでは「きちんときいている」と話している相手は思ってくれません。「きちんときいている」ということが、相手にわかるためには、相手の目を見てきくことです。

次に、相づちを打ちながらきくことです。相づちは、相手のペースにあわせて打ってこそ、相づちです。ときどき、自分のペースで打つ人がいますが、それでは相づちになりません。自分のペースで打たれては話していても落ち着かず、かえって話しにくいものです。

また、相手のペースにあわせて、ただうなずくだけでなく、相手の話した言葉を繰り返しながらききます。「きちんときいている」ことが、あきらかに相手に伝わります。

目を見て、相づちを打ちながら、相手の言葉を繰り返しながら、真剣にきいてくれる。そんな人には、誰しも話しやすいものですし、話していて心地のよいものです。きちんときいてくれる相手には、もっと話がしたくなります。真剣にきいてくれる態度に、自然と好意を持ちます。話し手ときき手の間に、安心と信頼が生まれます。

関心は関心を呼び寄せます。人は自分に関心を寄せてくれる人には、自分の方からも関心を寄せたくなるものです。多くの顧客や情報は、きき上手な人のところに集まります。できる人、きき上手な人は、このことを知っています。