098_生情報と加工情報
生情報に加えて、加工情報の連絡もしているのが、仕事ができる人です。
必要と思うことは、その都度こまめに生情報として流すこと。報連相の基本です。鮮度のよい生情報の価値は高いものです。タイミング、鮮度が肝心です。
そして、生情報を速報するだけでなく、そのうえに自分なりの加工ができるかどうか。加工情報の意義も大きいのです。情報を整理し、組み合わせ、意味づける。新たに編集された情報が価値ある創造的情報となります。
加工情報という言葉は、いい意味にも、悪い意味にもとれますが、勿論ここではいい意味で使っています。適当に加工して自分に都合よく連絡するのは、マイナスレベルです。目的が肝心です。悪い目的での加工は論外です。
また、加工ではありませんが、報連相の入り口である情報の取捨選択のことも考えにいれておきたいものです。やり取りされている情報は、すでに、意識的に、あるいは無意識に取捨選択されて、取り上げられた情報です。取り上げられなかった情報にも重要な情報がある可能性に気を配っているのが連絡の上位者です。