【図解100連発】 仕事ができる人の報連相講座

仕事ができる人の報連相のコツをシンプルな図解で伝えます

107_ミスがあったときは、よい反省をする

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報告や連絡の内容に、ミスがあってはいけませんが、完全に避けることはできません。ミスがあったとき、どうするか。言い訳をあれこれ考えるより先にまず素直に謝ることが大切です。

ミスをしたときや叱られたとき、謝ってはいるのですが、ただ叱られた反応として謝っているだけという人がいます。そんな人は、また同じミスを繰り返します。悪い反省をしているからです。

悪い反省の特徴です。3つあります。1つ目は「こうすればよかった…」という後悔でいっぱいになることです。2つ目は「どうせ私は…」と自分を責めることです。そして3つ目は「誰も教えてくれなかった…」「ちゃんと聞いてくれなかった…」と他人を責めることです。

次に、よい反省です。3つです。1つ目は、まずその仕事の目的を確認します。「この仕事は何のためだったのか…」もう一度確認するわけです。いきなり「こうすればよかった…」と手段に直行しません。よい反省は、いったん目的に立ち返ります。2つ目です。その仕事の目的に照らし合わせながら、自分の行動や相手の行動など、起こった事実にもとづいて状況を冷静に観察し、その原因を分析します。そして3つ目。同じミスを繰り返さないためには、どうしたらよいか、次の打ち手を考えます。

人間ですからミスはあります。ミスがあったとき、どのように反省するか。その反省の仕方で、仕事に差が出てきます。仕事のできる人は、よい反省をします。生じてしまったミスを単なるミスで終わらないためにするのが、よい反省です。