106_相手に納得して動いてもらう
部下から、状況説明だけで結論のない、何を言いたいのかわからない、そんな報告をうけてイラッとした経験はありませんか。
上司から、理由や状況のわからない指示をうけて、ヤル気をなくしたことはありませんか。
それでどうしたの?結論は?なんで?理由は何ですか?そんな呟きと溜息が聞こえてきそうです。結論のない報告、理由や状況のわからない指示、残念ながら拙い報連相の典型例です。
報告、連絡、指示、説明、提案など、仕事を進めるうえで相手に納得して動いてもらうためには、結論も、理由も、必要です。当たり前です。しかし、その当たり前が抜け落ちているケースがよくあります。
相手に納得して動いてもらうためには、①結論があること、②理由や状況説明があること、そして③結論と理由や状況説明が矛盾なくつながっていることが必要です。
どれが欠けても筋道の通った話とはなりません。相手が納得して動いてくれる話は、結論と理由、そのつながりがしっかり噛み合っています。