【図解100連発】 仕事ができる人の報連相講座

仕事ができる人の報連相のコツをシンプルな図解で伝えます

018_報告のタイミング

仕事が終わったら、報告して一件落着!これまでの報連相の考え方では、こんな感じでした。しかし、報連相を仕事の進め方として、改めてとらえなおした場合、どうでしょうか? 報告=終了報告とは、いえません。中間報告(報連相)もあれば、事前報告(報連相…

017_取り上げられなかった情報

日頃、私たちは報連相をする場合に情報の取捨選択を行っています。報連相で、やり取りされている情報は、すでに意識的に、あるいは無意識に取捨選択されて「取り上げられた情報」です。 そのことを「わかっている」ことが大切です。 報連相で「取り上げられ…

016_相談の達人がやっていること

相談は懐が深いものです。単なるお知恵拝借の相談もありますが、時には、相談のなかで… お願いとか問題解決を行っている人もいます。 入り口は相談であっても、なかに入ればさまざまなやり取りがなされます。その人次第、状況次第といったところです。 もち…

015_悪い情報ほど早く連絡する

悪い情報ほど早く連絡!これほど昔から言われていながら、実行できない基本行動はありません。 悪い情報ほど早く連絡すべきだ!という「べき論」はだれにでもできます。しかし実行となると容易なことではありません。 企業の不祥事がたびたび報道されます。…

014_よい報告の順番とは

報告は、①結果 ②経過 ③自分の意見、この順番に分けて行うのが基本です。 この順番を入れ替える場合もありますが、あくまでも基本があっての応用です。基本を身につけておきましょう。 報告を受ける側としては、まず知りたいのは、結果や結論です。相手が知り…

013_5W1Hでポイントを押さえる

5W1Hは、的確で漏れのない状況把握・表現の基本です。 その5W1Hを実際に活用するためには「なぜ、なに」「どこ、いつ、だれ」「どんな方法」というように「日本語」で覚えておくとよいでしょう。私たちは日常、英語ではなく、日本語で考えながら仕事…

012_連絡の2つの基本

連絡の基本となるのは、正確性と確実性です。間違いが起きそうな場合や正確さを要する内容は、文書(メモ)ですることが必要です。文書は、情報の共有化を促進します。 連絡の基本は、仕事の進め方の基本でもあります。何事においても、基本はいちいち考えて…

011_相談の本質はシナジーにあり

相談は困ったときに上の人に教えてもらうことだけではありません。下から上だけでなく、横の相談も大切です。横の相談は、知恵と力を出し合う「互恵(ごけい)の相談」です。 上から下への相談もあります。現場の最新情報は、下の人がよく知っています。また…

010_3つに分けて報告する

3つにすると、わかりやすく、印象に残る報告ができます。 3という数字が不思議な魅力を持っていることは、すでによく知られています。思いつくままに、あげてみます。「過去・現在・未来」「問題・原因・対策」「上・中・下」「大・中・小」「金・銀・銅」…

009_上司と部下の報連相

いままで報連相といえば、主に初級社員レベルの報連相のやり方が中心でした。初級社員がしっかり身につけるべきビジネスの基本行動というのが世間一般の報連相に対するイメージでした。そこには報連相される側のこと、つまり上司である管理監督者レベルの報…

008_情報連絡で人脈づくりをする

時には、用事がなくても連絡を取り合っていますか。情報交換連絡、情報収集連絡です。人脈を育てるか殺してしまうかは、適切な連絡次第です。簡単に言えば「声かけ」です。これが有効です。 人脈には新陳代謝が起こります。血液の循環が悪くなれば人脈は死滅…

007_報告ミスがあったら

報告に、ミスがあってはなりませんが、人間であるかぎりミスは避けられません。 そのとき、言い訳をあれこれ考えるより先にまず素直に謝ることが大切です。どんな理由があるにせよ、ミスはミスです。相手に迷惑をかけた以上は、そのことに対する反省を態度や…

006_自分の考えを持って相談する

どうしましょうか?という相談は、初級です。胸のうち、腹のなかに抱え込んで一人で悩んで、どうしようもなくなってから上司に相談するよりは、はるかによいといえますが、どうしましょうか?というのは、考えようによっては上司に対して問題を出しているこ…

005_報連相は、仕事の進め方そのもの

仕事のできる人を観察・研究した結果、わかったことがあります。それは、報連相=仕事の進め方そのもの、ということです。そして次の関係式が見えてきました。 質の高い成果 = 質の高い専門性 × 質の高い仕事の進め方 (=真・報連相) この式でわかるのは…

004_相談したら結果報告する

相談を受けた人にとって、相談した人がそのことにどのように対処したのか、結果はどうだったのか、知らされないことほど気分の悪いものはありません。 どういうわけか、お世話になったら、その場で、お礼を言うことのできる人でも、相談の後での結果報告を怠…

003_TPOも考えて報告する

報告は早いほうがよい、といっても、相手の状況もおかまいなしに自分の都合だけで何時してもよいというものではありません。 ものにはタイミングもあれば、TPO(Time 時.Place 場.Occasion 状況 )もあります。 報告も、連絡も、相談も、常に相手とその…

002_発信は、連絡ではない

ビジネスでは便利なメールも、使い方を間違えば誤解を生じたり、大きなミスやトラブルになります。 1通のメールの行き違いが原因で、顧客からの信用をなくし、取引もなくしてしまった!そんなことも、実際に、お聞きしたことがあります。 例えば、そのメー…

001_できる人の報連相のコツをお伝えします

はじめまして、図解報連相士の中冨正好です。報連相(ほうれんそう)とは、報告・連絡・相談の頭の三文字をとって、報連相と呼んでいます。 報連相は、仕事を進めるうえでなくてはならないもの、とても大切なものです。報連相の良し悪しが、仕事の成果を左右…