040_お互いの関心に関心を持つ
私たちは、自分の関心によってキャッチできた事実について、報連相の有無とか、報連相の良否を議論しています。しかし、自分には見えていない事実や状況が、お客様とか上司には重要情報と見えている場合もあります。
ですから、できるだけお客様や上司の関心のありどころを知っておくように、普段から心がけておきましょう。
逆に言えば、上司の立場にある人は、自分の関心のあるところを部下に知らせておくことが大切です。上司が何に関心を持っているか、それを知っている部下は、関連する情報を積極的に届けて(連絡して)くれるでしょう。
職場では、自分の関心ごとを周りの人に知らせましょう。周りの人の関心を知りましょう。お互いの関心に関心を持つ。これが、助け合える互恵の職場づくりの重要な手がかりとなるのです。