042_自己の影響力も観察する
質問する人も、される人も、相互に影響を与えたり、受けたりする関係にあります。
相手が、「〇〇〇」と答えたといっても、それはあくまで自分が質問したときに、相手が答えたことです。もし同じ質問を、その人の親友とか家族、あるいは恋人がしたとしたら、ときには真実が、ときには感情を込めた本音が出るかもしれません。同じ人から、まったく違った答えが出たとしても不思議ではありません。
「何でも言いなさい!」と言われたからといって、何でも言えるものではありません。誰しも経験していることです。
できる人は、自分が発散している雰囲気も含めて、自己が相手に与える影響力を観察しながら質問しています。常に、自己を含めた全体状況を見ています。