【図解100連発】 仕事ができる人の報連相講座

仕事ができる人の報連相のコツをシンプルな図解で伝えます

057_上から下への連絡

f:id:mnakatomi:20160222125235j:plain

上司から部下への指示。これは考えてみれば、上から下への連絡です。上司もさまざまです。指示の上手な上司もいれば、決して上手とはいえない上司もいます。

上手な上司は、目標(期日・いつまでに、到達地点・どこまでを)を明確に示すだけでなく、そのワケ(意味)を部下にきちんと知らせています。「なぜ、そうなのか・・・」という意味を、目的や背景などのカタチでしっかりと伝えてこそ、その目標の真意が伝わることを知っているからです。

この手間暇を惜しんでいては、仕事の成果が上がりません。目標の数字だけでは、たとえカラダが動いたとしても、ココロまでは動きません。

逆に、部下の立場からすれば、仕事の指示を受けるときには、「いつまでに、どこまでを」という目標を確実に把握するのは当然のこととして、「それは何のためにするのか」という目的・意味をよく理解することです。もしわからなければ、指示を受けたその場で、きちんと質問し、しっかり確認しましょう。指示を受けるときの、これがコツです。

仕事で一番大切なのは、その仕事の目的・意味です。意味もわからずに「やれ」と言われたからやるのでは、子どもの使いにしかなりません。

指示という名の連絡のよしあしが仕事の成果を決定づけることを、できる人は知っています。知っているだけでなく、わかったうえで実行しています。