【図解100連発】 仕事ができる人の報連相講座

仕事ができる人の報連相のコツをシンプルな図解で伝えます

079_情報の共有化を深める

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報連相によって伝えるべきことは「言葉や文字、数字」だけではありません。伝えたいのは、その言葉や文字、数字の「意味」です。「意味や目的」を共有化することが大切です。さらにできるなら「考え方や気持ち」も共にしたいものです。

報連相の本質は、関係者が情報を共有化することにあります。その共有化は深めることが重要です。情報の共有化を深めるとは、言葉や数字の事実情報だけでなく、目的や意味、さらには考え方や気持ち、思いといった情報までを共有化するということです。

人は誰でも理解欲求を持っています。ワケを知りたいのです。

上から下へ、仕事の目的、背景、全体状況、そして、これまでの経緯など、その仕事にまつわる情報を流すことです。情報があれば、人は誰でも自ら判断することができます。自分で判断できると、次は、このようにやってみよう…と、自発的な行動とか工夫も出てくるようになります。周りの人と連絡や相談をしながら、ときには助け合い、協力しながら仕事を進めるようになります。ワケを伝えましょう。ワケがわかれば、人は動きやすくなるものです。

できる人は、事実情報を共有するだけでなく、目的とか意味、そしてワケを共有しています。情報の共有化を深める報連相をしながら、お互いに動きやすい関係をつくっています。